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南信濃地域交流センター埋没林展示工事

  • 所在地:長野県飯田市
  • 設立主体:長野県飯田市
  • 開館年度:平成19年(2007)
  • 業務範囲:展示工事

1300年前の地変で土砂に埋もれた埋没林の大木が甦る
埋没林とは、山崩れや海面上昇などの自然現象で土砂に埋まった林のことを言い、
南信濃の大島地区(下流)から木沢地区(上流)にかけての遠山川沿いに見ることが出来ます。
埋没林のヒノキは年輪から、西暦714年の秋~翌春にかけて枯死したものであることがわかり、
「続日本記(しょくにほんぎ)」に記載されている「遠江(とおとうみ)地震」の時期と一致します。
そして、この埋没林は、古文書に記録されている地震災害を年輪年代法で明らかにしたものの中で、我が国最古の事例です。
今回、南信濃地域交流センターに展示されることになった、大きな埋没木は、大島地区から少し上流にある畑上地区にありました。
埋没木には防虫加工を施し、周りに設置した岩石・土手石はFRP製のレプリカです。
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