3D文化財事業製作実績

根室市 考古資料複製品製作事業

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考古資料の複製品製作  根室市歴史と自然の資料館

 青銅製小鐸と動物犬歯製舌

三日月状の舌は音を鳴らすために銅鐸の中に吊るしたと考えられています。
原資料とレプリカの表裏。いずれも右3点がレプリカ。
青銅製小鐸:高さ約47mm。動物犬歯製舌:長さ約30mm。
計測データを3Dプリンタで出力した原型。
左の原型の複製に用いるシリコーン型。

◼️ 案件名:  展示用考古資料複製品製作事業業務委託

◼️ 発注主体: 北海道根室市

◼️ 所在地:   北海道根室市 根室市歴史と自然の資料館

◼️ 完成年度:2022年

◼️ 業務範囲:三次元計測/レプリカ製作

市内の遺跡から出土した考古資料のうち以下のものを三次元計測し、そのデータからレプリカを製作しました。
・青銅製小鐸と動物犬歯製舌
・歯牙製ラッコ意匠垂飾
・骨製フクロウ意匠製品
・鹿角製指揮棒

 歯牙製ラッコ意匠垂飾

ラッコの姿を模した垂飾。穴にひもを通して吊り下げる装飾品。
原資料とレプリカの表裏。いずれも右がレプリカ。高さ約80mm。
計測データを3Dプリンタで出力した原型。
彩色前の複製品。楕円内は背面。

骨製フクロウ意匠製品

片側の先端部にフクロウの装飾がなされた骨製品。用途不明。
原資料とレプリカの表裏。いずれも右がレプリカ。長さ約180mm。
計測データを3Dプリンタで出力した原型。
先端部にはフクロウが彫られています。

鹿角製指揮棒

表面にキツネやシャチのレリーフが刻まれた指揮棒。呪術的な用途があるとも考えられています。
原資料とレプリカの表裏。いずれも右がレプリカ。長さ約400mm。
原資料を三次元計測します。
3Dプリンタの出力品。

「根室市歴史と自然の資料館」については下記のリンクをご参照ください。

https://www.city.nemuro.hokkaido.jp/lifeinfo/kakuka/kyoikuiinkai/kyoikushiryokan/index.html

立正大学 本館再現模型製作
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