3D文化財事業製作実績

杉並区「板絵着色老翁奇端の図」:1 計測

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杉並区指定有形民俗文化財の調査  杉並区立郷土博物館

桐製の板絵で額に飾り金具が取り付けられています。

  • 案件名:杉並区指定有形民俗文化財「板絵着色老翁奇端の図」計測業務委託
  • 発注主体:東京都杉並区
  • 所在地: 杉並区立郷土博物館
  • 業務年度:2022年
  • 業務範囲:高解像度撮影/三次元計測/寸法確認/彩色調査
  •  資料寸法:縦1200mm x 横1960mm

文政4(1821)年に描かれた「板絵着色老翁奇端の図」の記録保存と、レプリカ製作に必要なデータを作成のための計測等をおこないました。

高解像度デジタル撮影

資料を設置する撮影台を組み立てます。
板絵全面を15のブロックに分けて撮影します。

板絵細部の色彩も調査しました。

三次元計測

3次元計測器を使った3Dスキャニング。
額の飾り金具の一部。
正確な色再現に必要なカラーチャート。

「杉並区立郷土博物館」については下記のリンクをご参照ください。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/histmus/

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