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日立市「イルカ頭骨化石」3Dプリント品の彩色業務

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イルカ頭骨化石3Dプリント品の彩色補正  日立市立郷土博物館

補彩後の展示状態。

  • 案件名:イルカ頭骨化石の彩色業務
  • 発注主体:個人
  • 展示場所: 日立市郷土博物館
  • 業務年度:2022年
  • 業務範囲:彩色補正
  •  資料寸法:縦 約200mm

日立市の海岸で発見された約300万年前のイルカ頭骨化石。フルカラー3Dプリンターでレプリカ製作しましたが、骨の彩色表現の正確さに欠け、骨内部組織は表現されないままとなっていました。

そこで化石の部分を明確にするため、その3Dプリント品への彩色を再度おこなう業務を依頼されました。

イルカ頭骨化石
頭骨は上下のくちばしは失われているが、頭骨部は保存されており、クリーニングを施すと、詳細な頭部の様子がわかると思われる。ハート型の鼻の穴が特徴的。観察では、ネズミイルカ(鼠海豚、Phocoena phocoena)と推定されており、クジラ目ハクジラ亜目ネズミイルカネズミイルカ属に属する小型のイルカで、中緯度の沿岸部や河口に生息している。

原資料

資料の右側面。茶色の部分が頭骨の化石。
上面と下面。

フルカラー3Dプリンターの補彩前

白っぽい斑点が多く、輪郭がぼけています。
色味も異なっています。

補彩

原資料を参考に彩色。
骨の層も塗り分けで再現しました。

「日立市郷土博物館」については下記のリンクをご参照ください。

https://www.city.hitachi.lg.jp/museum/

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