東京国立博物館 「埴輪 犬」ハンズオン模型製作業務
- 所在地:東京都台東区
- 設立主体:独立行政法人 国立文化財機構
- 完成年度: 平成27年(2015)
- 業務範囲:複製品製作
尻尾を巻いて舌を出す犬の様子を生き生きと描写した「埴輪 犬」は、 古代から変わらない人間と犬の身近な関係をいまに伝える作品として、高く評価されています。 東京国立博物館より直接依頼を受け、ハンズオン(手に取り触れる体験)用のレプリカを製作しました。 CTスキャナーから取り込んだデータを使用することで、従来の型取りではできなかった内部の厚みや、 加工痕(粘度紐や埴輪を作った際の指の痕など)まで再現しています。 分割された頭、胴体、足を、当時の製作工程を想像しながら組み立てることで、古墳時代への学びを深めることができる事例です。 |
3Dキャプチャ➀ |
3Dキャプチャ➁ |
内部の加工痕の再現 |
手足のパーツ |
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