国史跡妻木晩田遺跡 仙谷8号墓石棺レプリカ製作 鳥取県西伯郡大山町

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国史跡妻木晩田遺跡 仙谷8号墓石棺レプリカ製作
鳥取県西伯郡大山町

撮影地:鳥取県立むきばんだ史跡公園(鳥取県大山町)、現地は令和9年度公開予定。
  • 案件名:妻木晩田遺跡仙谷8号墓石棺レプリカ製作設置業務
  • 発注主体:鳥取県立むきばんだ史跡公園
  • 設置場所: 国史跡妻木晩田遺跡仙谷地区
  • 業務年度:2025年
  • 業務範囲:屋外レプリカ製作
  • 作製寸法:縦 2600mm x 横 1600mm x 高さ 620mm

妻木晩田遺跡最大の方形墳丘墓である仙谷8号墓。その石棺レプリカを製作しました。

史跡妻木晩田遺跡
 大山の麓に広がるこの遺跡は、弥生時代の集落の全体像やその変遷を知ることのできる貴重な遺跡で、平成11年12月に約150ヘクタールに及ぶ範囲が国史跡として指定されました。
 鳥取県立むきばんだ史跡公園では、妻木晩田遺跡に暮らした人々の生活を具体的に考えるために、平成12年度から発掘調査を行ってきました。
 調査の結果、集落最終段階に築かれたと考えられる墳丘墓である仙谷8号墓及び9号墓を発見しました。特に仙谷8号墓の調査では、妻木晩田遺跡の墳丘墓埋葬施設としては初めて石棺が確認されるなど、集落における首長墓の移り変わりを考えるための多くの手がかりを得ることができました。
(鳥取県立むきばんだ史跡公園の発掘調査報告書より引用させていただきました。)

4点の蓋石を外した状態で製作。

制作過程

2種の3Dデータを出力し、比較、検討します。
1:10で基礎構造を含む試作品を製作します。

チェックを受けた修正箇所を確認します。

坂道を下りたところが設置場所です。
正確な位置の確認と設置方法を検討します。
現地の土色を再現するため、サンプルを採取。

3Dデータを用い、スチロール材を切削します。
石棺内の切削。
石と石棺を接合します。
スチロール原型の形状出しが終わった状態。
表面に微細な凹凸を付加します。
型取り用のシリコン材を塗布します。
形状保持のため、バックアップ造形を行います。
蓋石部分の複製型を製作します。
複製型の完成。
ガラスマットを貼り込みポリエステル樹脂を染み込ませます。
蓋石を整形します。
石棺外部を発泡ウレタンで覆います。
資料を参考に彩色します。
蓋石はメインテナンスを考慮して脱着式に。
細部を仕上げて完成。
設置前に底部に破石を敷き詰めます。
基部との接合部に防水処理を行います。
設置完了です。

なお、石棺レプリカを設置した仙谷地区は令和9年度まで継続的に整備工事が進められており、全面的な一般公開は令和9年度末を予定しています。詳しくは「鳥取県立むきばんだ史跡公園(国史跡妻木晩田遺跡)」のホームページ(下記のリンク)をご参照ください。

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