国史跡郡里廃寺跡 瓦窯跡レプリカ製作 徳島県美馬市



- 案件名:国指定史跡郡里廃寺跡整備事業史跡公園整備工事
- 発注主体:徳島県美馬市
- 元請け業者:株式会社北岡組様下請け案件
- 設置場所: 史跡郡里廃寺跡
- 業務年度:2025年
- 業務範囲:屋外レプリカ製作
- 作製寸法:縦 5180mm x 横 1800mm x 高さ 1210mm
郡里廃寺跡(こおざとはいじあと)の西側で発見された、瓦窯跡(かわらがまあと)のレプリカを製作しました。
郡里廃寺跡
この遺跡は、白鳳時代(645〜710年)に建立された県内最古期の寺院跡です。これまでの発掘調査によって、塔(一辺約12メートル)、金堂(南北約12メートル、東西約16メートル)と塀によって区画された寺域(南北約120メートル、東西約100メートル)が明らかとなり、これによって法起寺式の伽藍配置であることが判明しています。
瓦窯跡
寺域西限とされる土塁上に堆積する礫層直下から、瓦窯跡が確認された。この遺構は寺域を区画する西側土塁の盛土を壊す形で作られており、東側を焚口とし、西側に焼成室がある。西半が大きく削平されており、全体の規模は不明であるが、残存部は長さ約4.5m、幅約1mで東西方向に延びる長円形を呈する。
燃焼室は長さ1.59m、幅0.93m、焼成室は長さ2.96m、幅1.16mで、焼成室には火の巡りを良くするための牀が2条設置されている。焼成室と燃焼室は0.43mの高低差があり、燃焼室の床面は5度傾斜している。窯内からは創建期に近い奈良時代の瓦が出土しており、寺院の瓦生産や補修に使用されたと考えられる。
(美馬市ホームページ及び史跡郡里廃寺跡の発掘調査報告書より引用させていただきました。)

制作過程












「郡里廃寺跡」については下記の「美馬市」ホームページをご参照ください。


